非常信号灯もプラスして備え付けおきましょう!

事故や故障で動けなくなった際に、後続車へ非常事態を知らせるアイテムの一つとして、発煙筒(自動車用緊急保安炎筒)がありますが、自動車に備えておくことが義務となっている発煙筒の規格では、燃焼時間が5分以上となっており、これでは危険を回避できない状況が発生することも!

そこで、電池で長時間使用出来る、LEDランプを備えた非常信号灯なども合わせて備えておくことを、お薦めします。

発煙筒の燃焼時間が終了してしまったら!

自動車に備え付けることが義務となっている発煙筒の燃焼時間は、5分以上とされています。

かりに5分で燃焼が終わってしまったら、それ以降は後続車両から認知される可能性が低くなってしまいます。

合わせてハザード(非常点滅表示灯)の点灯も行っていたとしてもです。

そもそも事故が起きた際に車両大破によりハザード(非常点滅表示灯)が付かなくなってしまったり、ドライバーの意識がなく、ハザードを付けられなかったり、車が横向きに停止して、ハザードランプの識別面積が小さくなっていたり、後続車から見えるランプが破損していたり、etc...

交通事故の形態は多様ですので、万全を期すという意味でも、非常信号灯も備えておきましょう。

燃焼時間の長いタイプを準備する手も無くはないですが…。

また事故の当事者でなく、直前で事故が起こったり、事故と遭遇したりすることもあります。

その時には、自らが追突されない為の措置も重要になってきます。

交通事故事例

テレビで見た事例ですが、高速道路上で大型トラックなどが絡む多重事故が発生しました。

その発端となったのは、乗用車とトラックの接触事故でトラックが横転し、横倒しになるような形で2車線を塞いいだ所に後続車両が突っ込んでしまい、さらに後続車両が次々と追突する大事故に発展したという事故でした。

幸いにも事故の発端となったドライバや同乗者に大きな怪我はなく、ハザードランプを点け、発煙筒も使用して、後続車に事故を知らせる措置を行えました。

しかし更なる事故が起きてしまったのです。

そのトラックに最初に衝突したドライバー曰く、直前までまったく見えなかったとの証言でした。

なぜ横倒しになって車線を塞いでいる大型トラックを発見できなかったのでしょうか?

  • 横倒しになってしまったことにより、ハザードが見えにくかった。
    もしくは後続車側から見えるランプは破損していて点滅していなかった。
  • ハイビームを使用していなかった(ドライバーの証言)
  • 発煙筒の燃焼が終わっていた。
  • 街灯が無い区間で、平時でも先が見にくい環境。

事故は、様々な要因が複雑に絡み合っておきます。

この事故でも悪条件なども重なり、大きな事故へと…。

ただ発煙筒が燃え続けていたら、もう少し早く、非常事態に気が付いたのではないでしょうか?

そして二次的な事故は防げていたかもしれません。

非常信号灯

エーモン工業などから発売されています。

カー用品店などで手に入ると思います。

アマゾンでは、680円(税込、送料込)と価格も高くないので、1本備えておきましょう。

ただ国土交通省保安基準適合品なので、発煙筒の代わりとして車検を受けることも可能ですが、両方備えておくことをお薦めします。

その他、国土交通省保安基準適合品

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