エンジン停止中でも録画できるドライブレコーダー

ドライブレコーダーが駐車中でも録画し続けてくれたら、車上荒らし対策、当て逃げ対策、イタズラ対策として活用できます。

ただし問題もあります!それは電源についてです。

勿論、電源は車両のバッテリーになりますが、常時電気が流れ続けていれば、流れる電流の量と時間にもよりますが、バッテリー上がりを起こしてしまいます。

そうなってしまっては、出かける際にエンジンがかからず、JAF等のロードサービスを呼ぶ羽目に。

そこでエンジンが止まった状態でもバッテリー上がりを起こすことなく、録画してくれるドライブレコーダーを紹介します。

  • ドライブマン720S
  • BST-HD75

ドライブマン720S

ドライブマン720Sでは、セキュリティモードを搭載しています。

セキュリティモード

エンジンがストップすると、ドライブモードからセキュリティモードに自動的に移行します。

ドライブモードが、フレーム数27.5fpsで記録し続けるのに対し、セキュリティモードでは、フレーム数1fps(1秒間に1コマ)で、約3時間記録し続けます。

バッテリーへの配慮

記録コマ数を落とすことで、消費電力を抑え、なお且つ一定時間に限定することで、バッテリーへの負担を軽減しています。

有効性

駐車後、3時間限定録画となるので、残念ながら24時間監視することは出来ません!

ですので、仕事から帰宅後(自宅駐車場、月極め駐車などに駐車)〜翌日出勤するまでをカバーすることはできない事になります。

それでは、どのようなシーンで役に立つでしょうか?

スーパーマーケットやホームセンターなどでの買い物なら、3時間以内で終わることが大半かと思います。

あとはファミレスなどでの飲食なら、こちらも3時間以内で済むことが多いのではないでしょうか?

さらにコインパーキング等への短時間の駐車なら3時間あれば十分です。

というように活躍してくれる場面は、意外と多くあるので、セキュリティモードが無いよりは、あったほうが良いといえるでしょう。

より詳しく知りたい方は、ドライブマン720Sのセキュリティモード

BST-HD75

BST-HD75では、パーキング機能が搭載されています。

パーキング機能

主に走行していない時に録画する機能で、パーキングモードに移行すると、カメラ映像にて何らかの動きがあった時のみ約2 分間録画をします。

パーキングモードを利用する方法としては、手動で行う方法と自動で行う方法があります。

※設定は、ビューアーにて行う。

※動きを感知する感度はViewerソフトウエアの設定にて変更が可能。

自動モードを設定した場合、車両が10分間停止状態だと判断されるとパーキングモードに移行します。

判断基準は、本体内蔵のG センサ(衝撃センサ)により本機器を装着した車が走行中か 駐車中かを判断します。

※Gセンサの感度はViewerソフトウエアの設定にて変更が可能。

通常モードへの移行に関して、取扱説明書にありませんが、おそくらGを感知した時点で、モードの移行が行われるのではないかと…。

またパーキング機能を利用するには、オプションのバッテリ直結ケーブル↓を利用します。

ドライブレコーダーBST-100バッテリー接続ケーブル(ヒューズ付き)3m【BST-OP7】

バッテリーへの配慮

常時バッテリーから電源供給をうけることになるので、バッテリー上がりの不安は残ります。

ですので、頻繁に動きを感知するような環境だと、バッテリーへの負担も大きくなるのではないかと思います。

この点については、検証が出来ていないので推測になります。

ワンポイント!

買い物中や食事中など短時間の間だけ利用したい場合は、バッテリ直結ケーブルを接続する際に、スイッチを設けておけば、長時間駐車の際には電源を切っておくことも可能になります。

有効性

24時間監視できるので、役に立つ機能だと思います。

ただ利用する環境にも大きく左右される要素(バッテリーと記録容量)もあります。

※バッテリーに関しては上記項目参照。

頻繁に記録が行われる状況下で利用した場合、使用するmicroSDカードの容量によっては、上書きが頻繁に行われてしまい、もしもの時を記録したファイルが無いという事態も考えられます。

もしそのようなことが想定されるなら、使用できる最大容量(32GB)のメモリーカードを使用し、画像解像度も1280×720HD(30fps)ではなく、640×480VGA(30fps)を使って、容量を節約するのが得策でしょう。

さらに、どのくらいの間(時間、日数)を記録するのかによっても変わってくると思われます。

例えば

  1. クルマは1週間に一度しか利用しないが、頻繁に人が通る場所に駐車している。
  2. 毎日クルマに乗るが、ほとんど人気のない場所に止めている。

両者を比較した場合、1の方が断然厳しい環境下での使用になるでしょう。

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