ZS1080DR08のデータ保護機能

ZS1080DR08には、重要なデータが意図せず上書きされないための機能が搭載されています。

この機能は、衝撃を検知した場合、自動で録画データをロックする機能です。

また手動でロックすることも出来ます。

データがロックされると?

ロックされたデータは、そのデータ(ファイル)をパソコンなどから直接削除するか、本体の設定から削除しない限り、上書きされることが無くなります。

もしも大きな事故などに巻き込まれて、意識が無くなってしまった時でも、データは自動的に保護されるので、安心感があります。

このような保護機能が無い場合では、最悪の場合、事故当時の映像などが上書きされて消えてしまう可能性があります。

運用上の注意点

ロックできるファイル数は5個までです。

6個目からはロックされず、通常ファイルとして取り扱われるので、もしもの時を考えるなら、記録(ロック)残容量を確保しておきましょう。

予約スペースなし

満タン状態で、衝撃を感知したりロックボタンを押したりした場合、予約スペースなしの警告表示が出ます。

ロックファイル

通常作成されるファイル名は、CLIP通し番号なのに対し、ロックファイルは、LOCK通し番号になります。

ファイル名

ロックファイルの落とし穴

データロック機能は、万能ではありません。

ZS1080DR08の場合、1分毎または5分毎にファイルを作成します。

仮に1分毎にファイルを作成する設定だった場合で、59秒時点で事故が起きてロックがかかったとします。

その場合、そのファイルに対してロックが行われますが、事故直後の映像は、次のファイルに記録されます。

そうなると事故が起きる直前から瞬間までを記録したファイルは保護されますが、事故直後は消えてしまう可能性があります。

あくまで可能性の話ですが、頭に入れておきましょう。

この可能性を低くするなら、ファイル作成は5分単位がお勧めです。

念には念を入れて上書き防止対策

ファイルロック機能があるZS1080DR08ですが、出来るだけ大きい容量のマイクロSDHCメモリカードを使用することで、上書きされる可能性を更に低くできます。

最大で32GBのmicroSDHCカードを使用できます!

ZS1080DR08記録ファイルのバックアップ方法

データが保存されているmicroSDHCメモリーカードの「DCIM>100MEDIA」内にあるAVIファイルを、他の記録媒体(外付HDD、DVD、CD-R等)にコピーしておくだけです。

※フォルダ構成はパソコンによって違う場合もあります。

ZS1080DR08のファイル一覧

※PCの設定によっては、拡張子(.AVI)が表示されていない場合もあります。

ワンポイント!

交通事故の状況を記録した重要なファイルは、複数の記録媒体(記録メディア)にコピーしておくことを忘れずに!

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