フロントウインドウへの取り付け方法

取り付け用ブラケット(本体取り付けホルダー)にボールタイプのブラケットを採用しているので、取り付け後にも角度調整ができるため、誰でも容易にDIYで取り付けられます。

※参考取り付け車両:スバル レガシィ(中央より運転席側に取り付け)

1.本体とブラケット)を結合

本体と取り付け用ブラケット(本体取り付けホルダー)の溝を合わせて挿入します。

本体とブラケットの溝

然程力も必要なく、簡単に結合できます。

2.ドライブレコーダー取付位置の確認

BST-HD75本体の取り付け位置を仮決めし、以下項目を確認してみます。

  • カメラが真正面を向いているか?(360度ブラケットが回転するので後から調整可能)
  • ルームミラーを動かす際にBST-HD75が邪魔ににならないか?
  • マイクロSDHCカードの抜き差しがスムーズに行えるか?
  • 各種ボタンの操作が容易に出来るか?
  • 電源ケーブルを差し込む余裕があるか?
  • ワイパーの可動範囲内であるか?
  • カメラ前の視界が良好か?(フロントガラス上部の着色など)
  • 法律的に取り付けて問題ない位置か?

ドライブレコーダー取付位置に対する保安基準

どら猫3を販売しているホリバアイテックHPにて、わかりやすい画像で説明されています。

ポイント!

フロントガラスにドライブレコーダーを取り付ける位置は法律(道路運送車両法)によって制限されています。

道路運送車両法とは?

この法律は、道路運送車両に関し、所有権についての公証等を行い、並びに安全性の確保及び公害の防止その他の環境の保全並びに整備についての技術の向上を図り、併せて自動車の整備事業の健全な発達に資することにより、公共の福祉を増進することを目的とする。
※道路運送車両法の条文より引用
詳しくは…>>

前面ガラスへドライブレコーダーを取り付けられる条件とは?

ア 専ら乗用の用に供する乗車定員10人以下の自動車(以下5−47において「乗用自動車」という。)にあっては、(ア)、(イ)又は(ウ)に掲げる範囲にはり付けられたものであること。
※自動車検査独立行政法人の審査事務規定より引用
詳しくは…>>

法律的に取り付けて問題ない位置かどうかは、乗用車であれば概ね以下の条件になります。

ただし車種や装備などによっても取り付けられる範囲は違ってくるので、不安がある場合は専門家(運輸支局など)に確認しましょう!

条件1

前面ガラス(フロントガラス)上縁から前面ガラス実長の20%以内の範囲!

この場合のガラスの長さは、縦側の長さです。

なおウェザ・ストリップやモール等と重なる部分及びマスキングが施されている部分はガラスの長さに含めません。

仮にガラスの長さが100cmあれば、「100cm×0.2=20cm」となり前面ガラスの上側20cmの範囲内がドライブレコーダーを取り付けても良い位置になります。

おおよその目安として、サンバイザーを倒して隠れる範囲、ルームミラーの下側くらいまでが、前面ガラス実長の20%以内の範囲に収まります。

条件2

運転席側から見て、ルームミラーに隠れる範囲!

運転席に着座し、前方を視認し、ドライブレコーダーが見えなければ問題ないと判断できます。

詳細な条文は、用語集にてご確認下さい。

3.BST-HD75の取り付け

予め決定した取り付け位置の汚れ等を、きれいな布や油脂を除去するクリーナー等で清掃します。

あとはブラケットについている両面テープをはがして、フロントガラスに貼り付けます。

ワンポイント

気温が低い時は、両面テープをドライヤーなどで少し温めてから貼り付けると良いでしょう。

取り付け位置

車両中央線から運転席側に取り付けました。

通常この位置は、ルームミラーとフロントガラスの隙間が助手席側と比べ少ないので、ドライブレコーダーが取り付けられない車種も多いのですが、BST-HD75がコンパクトサイズなので取り付け出来ました。

4.シガージャックケーブル(電源ケーブル)取り回し

シガーライターソケットの位置を確認し、電源ケーブルを引き回すルートを決め、付属のケーブルクリップなどを利用し、運転の邪魔にならないように電源ケーブルを配線します。

5.マイクロSDHCカードを挿入

BST-HD75にマイクロSDHCカードを挿入します。

予め本体に挿入しておくとスムースではありますが、念のためマイクロSDカードの出し入れがスムーズに行えるかどうか確認する意味でも!

6.ドライブレコーダー起動

エンジンを始動させるなどで、BST-HD75を起動させます。

7.撮影範囲(カメラの向き)調整

BST-HD75は、ディスプレイ搭載タイプのドライブレコーダーではないので、実際に撮影した映像を確認→カメラの向き調整→映像確認→カメラの向き調整をドライブレコーダー運営上、問題がないと思えるまで行います。

一度でOKになれば良いのですが、そうでない場合は面倒に感じるかもしれません。

カメラの向きが360度調整できる反面、神経質なかたほど調整が面倒かもしれません。

そこで今回は、AVアウト機能(AV出力機能)を使って、リアルタイムで映し出される映像を見ながらカメラの向きを調整しました。

今回活用した外部モニター

3画面分割10.2インチルームミラーモニター(バックミラーモニター)

付属のA/Vケーブルを外部モニターの映像入力端子(RCA端子)につなぐと記録中の映像を確認することが出来ます。

リアルタイム映像

9.撮影確認

SDカードを取り外し、パソコンで映像や音声等が、問題なく記録されているか確認しましょう!

ポイント!

定期的に映像などが記録されていることを確認することを推奨します。

DIYでの取り付け難易度

BST-HD75をDIYで取り付けるための知識としては、特別車に詳しくない方でも十分に取り付け出来るレベルです。

ただしカーナビ等のモニターとAVケーブルを接続する場合は、カーナビゲーションの取り外し作業などが必要になることもあるので、内装を取り外したり、配線を取り外したり、それなりの知識が必要になると思われます。

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