取り付け位置

DN-82574の場合、フロントガラスもしくはダッシュボードへの取り付けから取り付け位置を選択することが可能です。

ただし、両位置共に、道路運送車両法の保安基準に適合するように取り付ける必要があります。

※参考取り付け車両:スバル レガシィ

1.ドライブレコーダーDN-82574取付位置の確認

DN-82574本体の取り付け位置を仮決めし、以下項目を確認してみます。

  • カメラが真正面を向いているか?(カメラ角度は後で調整可能)
  • ルームミラーを動かす際にDN-82574と緩衝しないか?
  • 着座位置から作動状況が確認できるか?
  • microSDHCカードの抜き差しがスムーズに行えるか?
  • 本体モニターは見やすいか?
  • 各ボタンの操作が出来るか?
  • 電源ケーブルを差し込む余裕があるか?
  • ワイパーの可動範囲内であるか?
  • カメラ前の視界が良好か?(フロントガラス上部の着色など)
  • ETCやカーナビゲーションなどの電波を受信する機器が近くにないか?
  • 法律的に取り付けて問題ない位置か?

ポイント!

ダッシュボード上に取り付けるか、フロントガラス上部に取り付けるかによっても変わってきますが、作動状況などをドライバー側から確認できる位置というのは中々見つからないです。

その場合は、妥協するしかありません!

DN-82574取付位置に対する保安基準(フロントガラス編)

どら猫3を販売しているホリバアイテックHPにて、分かりやすい画像などで説明があります。

DN-82574でも保安基準は同じですので参考になります。

ポイント!

フロントガラスにドライブレコーダーを取り付ける位置は法律(道路運送車両法)によって制限されています。

道路運送車両法とは?

この法律は、道路運送車両に関し、所有権についての公証等を行い、並びに安全性の確保及び公害の防止その他の環境の保全並びに整備についての技術の向上を図り、併せて自動車の整備事業の健全な発達に資することにより、公共の福祉を増進することを目的とする。
※道路運送車両法の条文より引用
詳しくは…>>

前面ガラスへドライブレコーダーを取り付けられる条件とは?

ア 専ら乗用の用に供する乗車定員10人以下の自動車(以下5−47において「乗用自動車」という。)にあっては、(ア)、(イ)又は(ウ)に掲げる範囲にはり付けられたものであること。
※自動車検査独立行政法人の審査事務規定より引用
詳しくは…>>

法律的に取り付けて問題ない位置かどうかは、乗用車であれば概ね以下の条件になります。

ただし車種によっても取り付けられる範囲は違ってくるので、最終的な判断は専門家(運輸支局など)に確認するのがベストです!

条件1

前面ガラス(フロントガラス)上縁から前面ガラス実長の20%以内の範囲!

この場合のガラスの長さは、縦側の長さです。

なおウェザ・ストリップやモール等と重なる部分及びマスキングが施されている部分はガラスの長さに含めません。

仮にガラスの長さが100cmあれば、「100cm×0.2=20cm」となり前面ガラスの上側20cmの範囲内までドライブレコーダーを取り付けることが可能です。

おおよその目安として、サンバイザーを倒して隠れる範囲、ルームミラーの下側くらいまでが、前面ガラス実長の20%以内の範囲に収まります。

条件2

運転席側から見て、ルームミラーに隠れる範囲!

運転席に着座し、前方を視認する際にドライブレコーダーが見えない位置に取り付けられていれば問題ないです。

詳細な条文は、用語集にてご確認下さい。

DN-82574取付位置に対する保安基準(ダッシュボード編)

フロントガラスほど取り付け位置の制限はありませんが、前方の視界を妨げない位置に取り付ける必要があり、乗用車等の運転者の視界基準というものがあります。

ドライブレコーダーに限らず、ポータブルナビやETC、モニター等をダッシュボード周辺に取り付ける際には、この基準を守る必要があります。

詳細な事項は、用語集にてご確認下さい。

ですが、この基準に適合しているか否かを自分の目で確認するのは難しいです。

ですので、心配な方は専門家(運輸支局など)に直接確認してください。

2.本体とクレードルの結合

クリードルを本体へ被せるようにして固定します。

本体とクレードルの結合(ビフォー)

本体とクレードルの結合(アフター)

3.吸盤式ブラケットとクレードルの結合

クレードルの切りかけ部分と吸盤式ブラケットの突起部分を合わせて、カチっとはめ込みます。

吸盤式ブラケットとクレードルの結合(ビフォー)

吸盤式ブラケットとクレードルの結合(アフター)

4.DN-82574の取り付け(フロントガラス編)

念のため吸盤取り付け面を乾いた布などで清掃して、予め汚れや湿気、油分を除去します。

あとは吸盤式ブラケットの吸盤部分をガラス面に吸い付けます。

ポイント

何回でもやり直しができることと、カメラの角度は自由に変更できるので、サクっと行いましょう!

また後から調整するのは面倒だという方は、電源を入れ、リアルタイムで表示されている映像を見ながら、取り付けとカメラ向きの調整を行っても良いでしょう。

フロントガラス取り付けイメージ

この車両の場合、この位置ですと保安基準に適合しない可能性が高いです。

4.DN-82574の取り付け(ダッシュボード編)

この吸盤ブラケットの場合、直接ダッシュボードには吸い付かないので、ベースを利用して、ダッシュボードに取り付けます。

※ダッシュボードの形状や材質にもよる。

参考商品:吸盤ベース曲面対応85mmまで

今回使用した吸盤ベースは、上記のものではありません。

吸盤ベース

あとはこの吸盤ベースにDN-82574本体を吸盤で取り付けます。

ダッシュボード上に取り付けた状態

ポイント!

micrSDメモリーカードの挿入口が、本体下なので、取り付ける前に入れておくとよいでしょう!

5.シガーソケットDCアダプター接続

付属のシガーソケットDCアダプターを車両のシガーソケットとDN-82574本体サイドにあるUSB接続口に挿入し、恒常的な電源を確保します。

シガーソケットDCアダプター接続

6.電源ケーブルの整理

ダッシュボード上に取り付けた場合、シガーソケットDCアダプターのケーブル大半を使用しないので、運転の邪魔にならぬよう、束ねるなりして整理します。

7.起動

エンジンを始動して、DN-82574の電源を入れます。

初期設定では、電源が入ると自動的に録画が開始される設定になっていましたが、ドライブレコーダーとして利用するなら、この電源ONで自動的に録画開始という設定が最適です。

もし録画が開始されないようであれば、設定を変更しましょう。

※マイクロSDカードをこれまでの工程で入れていない場合は、入れてから起動させましょう。

8.撮影確認

映像や音声などが、ちゃんと記録されているか確認しましょう!

ファイルの再生方法は、インプレッションにて解説しています。

ポイント!

定期的にこの作業を行うことをオススメします。

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