DREC1000を車両後方へ取り付け!

基本的には前方での出来事を記録するドライブレコーダーですが、後方での出来事を記録するのに活用するのも悪くないと思います。

DREC1000は、任意で映像を記録できるスイッチが付いているので、追突事故以外にも活用できるも!?

1.取付け位置の確認

今回取付を行った車両は、初期型のオデッセイです。

リヤウインドウには着色フィルムが貼ってあるので、とりあえずリヤガラスへの取り付けは避けます。

後方にドライブレコーダーを取り付ける目的(活用方法)によってもベストな取り付け位置が変わってくると思いますが、今回は車両の中央付近に取り付け、後方車両のナンバーを識別できるか検証してみたいです。

DREC1000取り付け予定位置

オデッセイのバックドア上部の金属部分の白枠の位置ににカメラ用ブラケットを取り付けます。

※他のドライブレコーダーと比較するため強力マジックテープを使用しています。

ただこの位置だとバックドアを開け閉めする際の衝撃でカメラが壊れないか少々心配です。

オートクローザー(ドアクローザーシステム)などが付いていれば、さほど心配する必要はないと思いますが、当面は慎重に開閉することにします。

2.カメラ用ブラケット+カメラの取り付け

両面テープを新たに用意して、確認した取付け位置にカメラ用ブラケットにカメラを取り付けた状態で固定(貼り付け)します。

※今回は強力マジックテープを使用。

3.電源コードの取り回し

電源コードが後方視界の邪魔などにならないようにクランプなどで上手く取り回します。

ロードビュープロの取付け時には、電源取り出しに延長ソケットを使用したのですが、カメラのコードが意外と長く、DREC1000本体を移動することなく、リヤガラスまで届きました。

DREC1000後方の取り付け位置

4.取付け角度調整

見た感じで、若干下目に調整!

今のところマジックテープを利用した簡易的な取り付けであるので、今回はフロントガラスに貼り付けていたカメラを後方に移動しただけの作業で、取り付けというより、カメラの移動といったところです。

ということで時間にして10分程度で後方への取り付け完了です!

記録映像

リヤガラス上部にアールが付いている影響なのか?上部が球面になって映像が記録されているようです。

後方映像・オデッセイ編へ

※画像にAVIファイルへのリンクを設けています。

※音声も記録してありますので、スピーカー音量などにご注意ください。

※Windows Media Playerで再生確認しています。

ナンバーの認識

2m以内に入った車両(普通車)であれば、なんとか大文字4桁の数字を認識することができる感じです。

大型車などの大板のナンバープレートならこの範囲内でも識別できる可能性はあると思います。

さらに1m以内であれば、大文字4桁の数字は問題なく認識できました。

かな文字や登録(世田谷など)、小文字数字はなんとなくわかる程度で、鮮明に記録とまでは今のところ至っていません。

光の加減などによっても変化すると思うので、さらなる検証を行う必要がありそうです。

おそらくナンバーを記録するのを主目的とするならば、カメラの取り付け位置を下げたほうが良いと思います。

※現時点では、着色フィルム装着。

※現時点ではデータ数が少ないので、信憑性は低めの情報です!

・追記(2007年6月6日)

ロードスターに対して…

  • 0.5m
  • 0.8m
  • 1.0m
  • 1.5m
  • 2.0m

の距離でテストしてみたところ「1.0m」で一番ナンバーの4桁が認識しやすかったです。

「0.5m」ですと距離が近すぎて、逆に読み取れませんでした。

DREC1000のカメラ位置から見下ろす感じになるからです。

理想はカメラ位置とナンバープレートの位置が同じであることです。

この状態であれば、かな文字なども識別できるかも…。

「1.5m」「2.0m」ですと遠すぎて識別不可能でした。

結論としては、おおよそ「0.8m」〜「1.0m」の範囲内で4桁識別という結果です。

カメラの位置とナンバープレートの位置、カメラからナンバープレートの距離、光の具合などの条件によりこの距離は変わるということでもあります。

またナンバーを撮影する目的であれば、できるだけカメラを低い位置に取り付けてみると良い結果を得られる可能性が高まります。

この辺りも今後の検証課題です。

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