フロントウインドウへの取り付け方法

フロントガラスへ両面テープを使い貼り付けるだけなのとブラケット部にボール形状が採用されているので、取り付け位置もさほど気にすることなく取り付けが可能です。

1.ドライブレコーダー取付位置の確認

DRY-FH200本体の取り付け位置を仮決めし、以下項目を確認してみます。

  • ルームミラーを動かす際にDRY-FH200と緩衝しないか?
  • 着座位置から作動状況が確認できるか?
  • microSDHCカードの抜き差しがスムーズに行えるか?
  • ディスプレイが見えるか?
  • 各ボタンの操作が出来るか?
  • シガープラグコードを差し込む余裕があるか?
  • DRY-FH200本体を取り外すことが可能か?
  • ワイパーの可動範囲内であるか?
  • カメラ前の視界が良好か?(フロントガラス上部の着色など)
  • 法律的に取り付けて問題ない位置か?

ポイント!

取り付け車種にもよりますが、ドライバーの視点からディスプレイを確認出来る取り付け位置を探すのは非常に難しいと思います。

またディスプレイを確認できないようであれば作動状況の確認も難しいです。

あとは取り外しに関してですが、取り付け位置によっては、無理な場合もあります。

上記3項目は、必須条件ではなく、理想になります。

DRY-FH200取付位置に対する保安基準

どら猫3を販売しているホリバアイテックHPにて、分かりやすい画像などで説明があります。
DRY-FH200でも保安基準は同じですので参考になるでしょう。

ポイント!

フロントガラスにドライブレコーダーを取り付ける位置は法律(道路運送車両法)によって制限されています。

道路運送車両法とは?

この法律は、道路運送車両に関し、所有権についての公証等を行い、並びに安全性の確保及び公害の防止その他の環境の保全並びに整備についての技術の向上を図り、併せて自動車の整備事業の健全な発達に資することにより、公共の福祉を増進することを目的とする。
※道路運送車両法の条文より引用
詳しくは…>>

前面ガラスへドライブレコーダーを取り付けられる条件とは?

ア 専ら乗用の用に供する乗車定員10人以下の自動車(以下5−47において「乗用自動車」という。)にあっては、(ア)、(イ)又は(ウ)に掲げる範囲にはり付けられたものであること。
※自動車検査独立行政法人の審査事務規定より引用
詳しくは…>>

法律的に取り付けて問題ない位置かどうかは、乗用車であれば概ね以下の条件になります。

ただし車種によっても取り付けられる範囲は違ってくるので、最終的な判断は専門家(運輸支局など)に確認するのがベストです!

条件1

前面ガラス(フロントガラス)上縁から前面ガラス実長の20%以内の範囲!

この場合のガラスの長さは、縦側の長さです。

なおウェザ・ストリップやモール等と重なる部分及びマスキングが施されている部分はガラスの長さに含めません。

仮にガラスの長さが100cmあれば、「100cm×0.2=20cm」となり前面ガラスの上側20cmの範囲内までドライブレコーダーを取り付けることが可能です。

おおよその目安として、サンバイザーを倒して隠れる範囲、ルームミラーの下側くらいまでが、前面ガラス実長の20%以内の範囲に収まります。

条件2

運転席側から見て、ルームミラーに隠れる範囲!

運転席に着座し、前方を視認する際にドライブレコーダーが見えない位置に取り付けられていれば、問題ないです。

詳細な条文は、用語集にてご確認下さい。

2.本体とブラケットを接続

付属(画像)のブラケットをDRY-FH200本体のネジ穴にねじ込みます。

ブラケット

3.両面テープ貼り付け

付属の両面テープをブラケット上部へ貼り付けます。

両面テープ貼り付け面

両面テープを貼り付けた状態

4.DRY-FH200の取り付け

ドライブレコーダーDRY-FH200の取り付け面(ガラス面)の汚れや湿気、油分を除去して、3で貼り付けた両面テープ面を予め決めておいた位置に貼り付けます。

ポイント

カメラの向きは、あとから調整できるので、あまり神経質にならなくてもOK!

DRY-FH200の取り付け位置

本体を取り外すには、本体を回転させる必要があります。

この取り付け車両の場合、ルームミラー裏に取り付けてしまうと本体を回転させられない為、少し助手席側にずらして取り付けました。

運転席側から見た場合

前方の視界を遮るような問題はないと思われます。

ドライバーからの視界

5.シガープラグコード取り付け

本体にシガープラグコード(電源コード)を差し込み、運転の邪魔にならないように、シガーソケットまでコードを引き回します。

コードを固定するためのコードクランパーなどは付属していないので、必要があれば別途準備しましょう。

6.電源ON

電源を入れて、ディスプレイを見ながらカメラの向きを調整します。

ただルームミラー裏側のスペースが狭い場合、ディスプレイが見えにくかったり、見えないこともあります。

その場合は、データの再生と調整を繰り返しながら、丁度良い画角に調整します。

7.各種設定

日時や解像度、録画ファイル構成、音声録音の設定を行います。

ポイント!

リチウムイオン電池搭載なので、取り付け前に設定を済ませておくこともできます。

特に各ボタンへのアクセスが難しいような位置に取り付けなければならない場合は、予め設定を行った方が良いでしょう。

8.データ確認

映像や音声等が、問題なく記録されているか確認しましょう!

ポイント!

定期的にこの作業を行うことをオススメします。

また取扱説明書には、1〜2週間に一度microSDカードのフォーマットを行うことをお勧めしています。

以上になります。

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