フロントウインドウへの取り付け方法
ここでは自家用車への標準的な取付方法を紹介します。
1.ドライブレコーダー取付位置の確認
ルームミラー裏側付近のフロントガラスに46-JS300を仮止めします。
ただ少し重量感があるので、46-JS300をフロントガラスにあててもらいながら確認したほうが良いかも。
※仮止めに利用するテープ等の粘着力が強力すぎると表面の塗装がはがれてしまう可能性もあるので注意!
そして以下項目を確認してみます。
- カメラが真正面を向いているか?(カメラ角度上下方向は後で調整可能)
- ルームミラーを動かす際に46-JS300と緩衝しないか?
- 着座位置からLEDランプが見えるか?
- SDカードの抜き差しがスムーズに行えるか?
- 緊急ボタンをスムーズに押せるか?
- 電源ケーブルのコネクタを差し込む余裕があるか?
- ワイパーの可動範囲内であるか?
- カメラ前の視界が良好か?(フロントガラス上部の着色など)
- 法律的に取り付けて問題ない位置か?
ポイント!
LEDランプに関しては、取付車種にもよりますが、一体型ドライブレコーダーだと確認しにくいことが多く、見づらい位置になってしまう可能性もあります。
46-JS300の場合、本体下側にLEDランプがあるので、運転席からは見えない場合が多いかと。
※取り付け車種にもよる。
46-JS300取付位置に対する保安基準
どら猫2を販売しているホリバアイテックHPで、わかりやすい説明があります。参考にしてみよう!
ポイント!
フロントガラスにドライブレコーダーを取り付ける位置は法律(道路運送車両法)によって制限されています。
道路運送車両法とは?
この法律は、道路運送車両に関し、所有権についての公証等を行い、並びに安全性の確保及び公害の防止その他の環境の保全並びに整備についての技術の向上を図り、併せて自動車の整備事業の健全な発達に資することにより、公共の福祉を増進することを目的とする。
※道路運送車両法の条文より引用
詳しくは…>>
前面ガラスへドライブレコーダーを取り付けられる条件とは?
ア 専ら乗用の用に供する乗車定員10人以下の自動車(以下5−47において「乗用自動車」という。)にあっては、(ア)、(イ)又は(ウ)に掲げる範囲にはり付けられたものであること。
※自動車検査独立行政法人の審査事務規定より引用
詳しくは…>>
法律的に取り付けて問題ない位置かどうかは、乗用車であれば概ね以下の条件になります。
ただし車種によっても取り付けられる範囲は違ってくるので、最終的な判断は専門家(運輸支局など)に確認するのがベストです!
条件1
前面ガラス(フロントガラス)上縁から前面ガラス実長の20%以内の範囲!
この場合のガラスの長さは、縦側の長さです。
なおウェザ・ストリップやモール等と重なる部分及びマスキングが施されている部分はガラスの長さに含めません。
仮にガラスの長さが105cmあれば、「105cm×0.2=21cm」となり前面ガラスの上側19cmの範囲内までドライブレコーダーを取り付けることが可能です。
おおよその目安として、サンバイザーを倒して隠れる範囲、ルームミラーの下側までが、前面ガラス実長の20%以内の範囲に収まります。
条件2
運転席側から見て、ルームミラーに隠れる範囲!
前方を視認する際にドライブレコーダーが見えない位置に取り付けられていれば問題ないといえるでしょう。
詳細な条文は、用語集にてご確認下さい。
2.ドライブレコーダー取付
ドライブレコーダーの取付ガラス面を乾いた布などで清掃し、汚れや湿気、油分を取り除きます。
次に46-JS300の両面テープを剥がし、事前に確認した位置(フロントガラス)に貼り付けます。
ポイント!
気温が低い時は、両面テープをドライヤーなどで少し暖めると、両面テープ本来の粘着性能が得られます。
3.電源コードの取り回し
46-JS300本体に電源ケーブルのコネクタを差し込んで、ガラス上縁に電源ケーブルを沿わせながら、付属の配線止め金具などを利用して、余っている電源ケーブルが運転の邪魔にならないように整理しながらシガーライターソケットにシガーライタープラグを差し込みます。
4.カメラ角度の調整
左右にあるロックねじを緩めてカメラの角度(本体角度)を調整します。
カメラ角度調整の目安はないので、目視で調整です。
また取扱説明書には、高感度カメラセンサーを使用しているため、カメラが空に向いて設置されていると録画画面が暗くなることがあるとのことです。
当初、地面と水平に調整しましたが、これだとカメラが上を向き過ぎのようなので、本体を斜めに調整しなおしたところちょうど良い感じになりました。
5.SDHCカードを挿入
準備しておいたSDカード(SDHCカード)をSDカード・スロットに挿入します。
この46-JS300の場合、ちょっとSDカードの出し入れにコツというか慣れが必要かなと…。
6.エンジン始動
エンジンを始動させるなどで、46-JS300の電源をオンにします。
LEDランプが取扱説明書と同じ点滅。点灯状態になるか確認!
初期状態であれば、イベント録画モードなので、赤のLEDが1秒間隔で点滅し、青のLEDが点灯すればOK.
イベント録画モード
事故等が発生した時(イベント発生時)に事故前10秒、事故後20秒間を記録。
ノーマル録画モード
常時録画します。
7.G-センサー計測(加速度センサー)
イベント録画モードで使用する場合は、水平な場所に車を止めて、電源ONの状態で「Down」ボタンを3秒間押して、G-センサー値を計測します。
イベント録画モードでもノーマル録画モードでもこの作業は必要です。
※Gセンサー・キャブレーション(補正)
8.録画状態チェック
あとは実際に映像や音声が問題なく記録されるか確認です!
輸入車への取り付け
輸入車の中には、エンジンを停止してもシガーライターに常時電源が供給されている車種もあるようです。
※キーを差したままだと電源供給、キーを抜いても電源供給など。
このような場合は、46-JS300の電源が切れないままの状態となりますので、放置しておくとバッテリー上がりの原因となります。
エンジンを停止したら電源コードを抜いておけば問題ないのですが、頻繁に抜き差しすることで接触部が摩耗してソケットが緩くなったり、接触不良になたっりすることも考えられます。
そこでシガーライターに常時電源が供給されている車種に46-JS300を取り付ける場合は、ドグルスイッチ付きのソケット(カー用品)を利用することでバッテリー上がりを防止します。
ただスイッチを切り忘れないように注意する必要があります!
またスイッチを入れ忘れるとせっかっく取り付けたドライブレコーダーが意味をなさなくなってしまいますので、46-JS300の起動をLEDランプで必ず確認しましょう!
画像の商品
カーメイトから発売されている「後方差込3連ドグルスイッチソケット(CT782)」という商品です。
カー用品店などに行けば同タイプの商品が幾つかあると思うので、使いやすそうなソケットを利用してみてください。
※リンク先は楽天市場。
セレナ(NC25)の取り付け位置
ルームミラーへの配線処理のため、配線カバーがフロントガラス上部中央にあり、車両の中心に取り付けることは無理なのと運転席側では、46-JS300が入るスペースが無いので、助手席側に少しずらした位置に46-JS300を取り付けました。
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