ファイルとファイルの書き込みギャップ

ZS1080DR08は、常時録画タイプのドライブレコーダーで、5分または1分毎にファイル作成されます。

その作成されるファイルとファイルの間には、映像が記録されない空白の時間が生じていることもあります。

この空白の時間を、ここではファイル間ギャップと表記します。

ファイル間ギャップが大きいと?

もしファイル間ギャップが、1秒あったとします。

時速60kmで走行している場合

1秒間に進む距離は、60000m÷3600秒=16.6m/秒

時速100kmで走行している場合

1秒間に進む距離は、100000m÷3600秒=27.7m/秒

1秒間に車が進む距離って、こんなにあるのです!

脇見運転が危険だということが、この計算から分かりますね。

余談が入りましたが、1秒のファイルギャップがあったら、この移動している間の出来事や状況は、映像として残らないのです!

なので、ファイル間ギャップは、0秒が理想です。

もし生じていたとしても限りなく0秒に近い値であってほしいです。

ZS1080DR08のファイル間ギャップ検証

動画編集ソフトに連続した2ファイルを取り込んでチェックしてみました。

前ファイルの最後の画僧と後ろファイルの初めの画像

タイムラインを見てみると、最初の映像(最後尾)と次の映像(最初)の差が、0.01秒あることが分かりました。

ただ0.01秒間に移動する距離を計算してみると、この0.001秒は間違っていると判断できます。

正確な速度はわかりませんが、75km/hくらいで走行していたと思います。

1秒間に進む距離は、75000m÷3600秒=20.8m/秒

0.01秒間に進む距離は、20.8m/秒×0.01秒=0.20m

画像を見る限り数メートルは進んでいます!

どのくらい進んでいるかを正確に把握するのは無理ですが、高速道路上にある白線と白線の距離は12mだそうなので、画像から判断すると5m〜8mくらいといったところでしょうか!?

それを踏まえて逆算すると、20.8m/秒×エックス=8m

エックス=8m÷20.8m/秒で、0.38秒

エックス=7m÷20.8m/秒で、0.33秒

エックス=6m÷20.8m/秒で、0.28秒

エックス=5m÷20.8m/秒で、0.24秒

どうも最近メインで使用している動画編集ソフトの動きが怪しいので、Windowsムービーメーカーでも確認したところ0.3秒という結果が出ました。

修正後のファイル間ギャップ

ZS1080DR08のトップへ

ホームへ】 【このページの一番上へ】 【Yahoo!ブックマークに登録