ドライブレコーダーを取り付けてあれば…

気になる記事を見つけたので紹介します!

asahi.com(朝日新聞社):危険運転か因縁か 接触のない「事故」書類送検へ 福岡 - 社会

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ご覧になれたでしょうか?

車同士は接触していないものの、不適切な車の運転が原因で別の車に事故を起こさせたとして、福岡県警が運転していた女性を自動車運転過失傷害の容疑で近く書類送検する方針を固めたことがわかった。接触がない「及ぼし事故」は過失の立証が難しく、当事者の言い分が食い違う事例もあり、刑事責任を問われるのはまれだ。専門家は慎重な捜査を求めている。

このようなケースでもドライブレコーダーの映像や音声が残っていれば、大きな問題になることもないのでは?と思います。

及ぼし事故

記事によるとこうしたケースの事故は捜査関係者の間では「及ぼし事故」と呼ばれているそうです。

男性側の主張

男性によると、乗用車を運転していて、片側1車線から2車線に切り替わる地点で、中央線側の車線に移行した。すると、後ろから来た同市中央区の女性(62)の乗用車が、男性の車を追い抜いて対向車線にはみ出し、すぐ目の前に割り込んだという。

男性は急ブレーキを踏み、ハンドルを左に切って車を路肩に止めたが、後部座席の長女(19)と助手席の次女(14)が腰などに重軽傷を負った。男性は「ぶつかると思った。事故後も足の震えが止まらなかった」と振り返る。

女性側の主張

女性は、2車線に切り替わった後も路肩側の車線を直進したと主張し、車線変更したことを否定している。女性によると、勤務先に向かうため前方の交差点を左折しなければならず、右側の車線に移る必然性がないという。当時はどの車線も混雑していて、変更できる状態ではなかったと振り返る。

だが、女性が赤信号で停止していると突然、男性に窓をたたかれ「変な運転するな」「警察に言うぞ」と怒鳴られた。何のことか分からず、因縁をつけられたと思い、その場を後にしたという。

両者の言い分には大きな食い違いが!

しかも目撃証言がないということです。

県警は近く、女性を自動車運転過失傷害の疑いで福岡地検に書類送検する方針だ。

だが、両者の言い分は平行線をたどっており、目撃証言もないという。捜査関係者は真相究明が難しいことを認め、「あとは検察に処分を委ねたい」と話している。

さて処分を委ねられた検察がどう判断するのか気になるところですが、このような場合も想定してドライブレコーダーを選ぶとすれば、常時録画しているタイプのドライブレコーダーが良いと思います。

今回のケースであれば男性側は、衝撃感知タイプのドライブレコーダーでも問題なさそうですが、女性側の言い分が間違っていないとしたら常時録画していないと正当性を立証することが困難だと思います。

今回のケースではどちらの言い分が正しいのかは分かりませんが、自分の主張が間違っていないのに検察なり、裁判官なりが間違った結論を出す可能性も十分考えられるので、もしもの時に悔しい思いをしないためにもドライブレコーダーは車を運転するなら必須アイテムだと再認識させられた記事でした。

<<ドライブレコーダーの映像は裁判の証拠になるか?身に覚えのない事故>>

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